施工管理からの転職で検討しなければならないこと

転職活動の前提

前提、転職活動は「経験を活かせる方向性で進む」経験を活かせない方向性で進むか」
メリットデメリットが区別されます。

①経験を活かせる方向性での転職(「施工管理」⇒「施工管理」に転職した場合)

メリット

・経験がモロに活かせる為、書類選考の通過確率が高くなる。(20~30%前後)

・面接の通過率が高くなり、採用に繋がりやすい。

・年収面も維持、もしくはアップすることが可能に。

デメリット

・現職と同じような仕事内容になってしまう可能性が高い。
※施工管理という仕事内容自体は好きな方の場合は「人間関係、働く環境、働き方(残業や休日)等」が改善できる場合はメリットのみとなる。

②経験を活かせない方向性での転職(「施工管理」⇒「未経験職種」に転職した場合)

メリット

・これまでの業界や職種を変更することによって、新たな環境や経験を積むことができる

デメリット

・これまでの経験を全く活かすことができない為、書類選考の通過確率が低くなる。(10%前後、もしくはそれ以下)

・面接の通過率が低くなり、採用に繋がりにくい状況に。

・年収面も大幅に低下する可能性がある点。

年収の検討が必要

年収比較

・日本全国の全職種の平均年収:約458万円(国税庁HP参照)

・全国の施工管理者の平均年収:約620万円

⇒施工管理者は、全職種の平均と比較して「約160万円」も多い結果となっている状況。。。。

その為、もし施工管理以外の職種に転職を希望する場合は、100%年収低下を検討する必要がでてくる。

転職活動で一番叶えたい事は?優先順位の確立

1:働き方(残業削減・休日の確保)の改善

2:年収アップ

3:勤務地希望(通勤距離が遠い)

4:新しい仕事内容へのチャレンジ

5:リモートワークがしたい

上記のような希望が出てきた場合に、1位・2位・3位と明確に優先順位を立て
今後のキャリアの方向性を定める必要が出てくる。

参考例

26歳 1社経験 建築施工管理4年経験(マンション RC構造 安全管理 品質管理 工程管理)経験者の場合

転職理由:施工管理自体の仕事は好きだが、残業が多く、休日出勤もあり、ワークライフバランスを安定させたい。

方向性

・施工管理

働き方が良い施工管理の企業へ転職で:働き方〇 年収〇 書類選考通過率〇 採用率〇 デメリット無し

・安全管理・品質管理・アフターメンテナンス

働き方〇 書類選考通過率〇 採用率〇 年収▲(低下可能性あり) 

・CADオペレーター・建設系事務

働き方〇 書類選考通過率▲ 採用率▲ 年収▲(低下可能性あり) 

・未経験職種(ITエンジニア等)
働き方▲? 書類選考通過率× 採用率× 年収×(大幅な低下可能性あり)

つまりは、経験を活かせる施工管理に進めた方がメリットの数としては圧倒的に多くなっていく。

もし、施工管理が絶対嫌な場合は、年収が低下することを認識しておく必要がある!!!!

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